長編ドキュメンタリー映画、「ひめゆり」を観に(*´`*)

さゆ+

2009年01月31日 21:01





 ほどよくポカポカ陽気で、
すごしやすい沖縄

ひさしぶりに、のんびりしつつ、
充実した週末をすごしてます~~


数日前、平和学習に興味がある妹から、

「桜坂劇場で、ひめゆりのドキュメントを見に行かない?」

と誘われ、
ちょうど、桜坂劇場主宰の、
手作りバザーなるものに、出かけようと思ってたので、

ちょうどいいなと、2人でいそいそとでかけました

バザーは、桜坂劇場のお向かいにある公園でひらかれてました



映画、「マルタのやさしい刺繍」にちなんだイベント




 

かわいい手作りがいっぱいでした~


公園の木々がそよそよ


木々の下で、ひばり屋さんのグアバジュースを飲む(*´`*)


しばし、ぼ~っとくつろぎ、
映画の時間が近くなったので、映画館へ行く

ひなたぼっこの公園のニャンコともお別れ


長編ドキュメンタリー映画、「ひめゆり」 は、

沖縄戦で、学徒部隊として、
地上戦で、看護婦として働かされた、
15歳~19歳までの女学生たちのドキュメントです


今日は、映画の前に、

生き残った女学生で、
南部の平和記念公園の、資料館で、
証言をされているおばあちゃんのお話も聞けるという


凛とした、美しい、
おばあちゃんたちでした


お話を聞いたあと、
映画を観ました



赤十字の旗のある、安全な病院で働くものだと思って、
志願する学生までいた


だけど、実際は、最前線の戦火の中、
自分たちで掘った壕の中で働かされる


ひどい時は、11人の女学生で、600人以上の、
重症患者を看させられる



アメリカ軍が、日本軍司令官を占領したあとも、

日本軍は、本土に上陸を遅らせるために、

最後までこもった壕まで連れていかれた少女たち



でも、
最後の最後は、日本軍に見捨てられ、追い出され、

アメリカ軍のいる真っ只中に放り出されて、

211人の女学生が亡くなったそうです(ToT)。。。



映画が終わったあと、
トークショーで、話してくれた、おばあちゃんたちに、


誰も声をかけずに、映画館から出ていくので、

おばあちゃんたちが、
映画館の前で、夕飯どうしようかね~とか話しているところに、

妹と、そっと近づいた^^;


「ありがとうございました」


と声をかけ、ぺこりと頭をさげるのが精いっぱいで、


おばあちゃんたちの顔を見たら、
涙が滝のように出てしまった^^;;

やさしくおばあちゃんたちが、


「ありがとうねえ、
あなたたちみたいに、若い人たちに、
観ていただきたいのよ」



と笑顔で握手をしてくれたので、

妹とわたしは、ぼ~ろぼろ(ToT)


泣きながら、握手をしてもらうばかりでした(ToT)。。



かける言葉が見つからず、

ただ、ありがとうございました。

と繰り返すのが精いっぱいです(ToT)。



死体をかき分け、
友達の肉片や血をあびながら、

運よく生き残ったおばあちゃんたち


もう、顔みるだけで、
ウルウル~~~でした(ToT)。。


ぼ~ろぼろ

妹と、泣いて、鼻をすすりながら、
映画館をあとにしました^^;;



じぶんに子どもが持てるなら、

ちっこいころから、平和学習させたいな~~



みなさんに、観ていただきたいドキュメントでした




 
沖縄の空に差し込む、天使の梯子